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Channel: カナダからこんにちは
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ウィンターブルー

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今年のサマータイムは今週の日曜日(11/2)AM2:00に終わるの
 
で、就寝前に家中全ての時計の針を1時間戻すことになるのですが、実際に
 
はもうとうに冬時間突入を感じている今日この頃。
 
 
 
 
 
 
 サマータイムが終わると、日本とカルガリーの時差は16時間
 
 日本の方が16時間早く進みます
 
 
 
 
 
 
夏の間は朝5時頃から外は明るくなり、夜は10時過ぎまで太陽の光をを感
 
じていられるのですが、今は朝7時過ぎても外は真っ暗
 
朝ご飯を食べてても、まるで夜ご飯の感覚です。
 
こんな季節を過ごすのももう4度目ですが、たとえ天気が悪くても朝は明る
 
くないと頭も冴えず、おかしな時間に眠くなったり体内時計が狂います
 
 
 
 
 
 
ちなみに、今日の天気は・・・
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
わかりません
イメージ 1
 
 
 
 
 
 
この写真、AM10:00過ぎに撮ったのですが、霧が濃すぎるので空にど
 
んな雲があるのか分かりません。
 
今週の天気はずっと晴れだという予想だったのですが、実際には真っ白け。
 
ロッキーどころかすぐ前の景色でさえも、どんなに目を凝らしても見えない
 
状態です。
 
 
 
 
 
 
 
普段なら朝起きた時はいくら外が真っ暗でも車や建物の明かりがよく見える
 
のですが、今朝はひとつの光でさえも見えなかったので大雪が降ったのかと
 
思いましたが、とりあえず霧だけだったのでちょっと一安心。
 
濃霧は真夏の晴天時でも起きるけど、これから雪の降る日も増えてくるので
 
太陽の光に当たれないのは困ったものです
 
 
 
 
 
 
そしてこれからの季節にかけて発症すると言われているのが『 季節性情動障
 
害 』別名『 ウインターブルー( 冬季うつ病 )』です。
 
冬季を中心に発症すること、高緯度地域における発症率が高いことから日照
 
時間が短くなることに原因があると考えられています。

 
 
 
 
 
人間は太陽の光を浴びると『 セロトニン 』という睡眠ホルモンであるメラト
 
ニンの原料物質が作られるのですが、太陽の光が少ない冬の時期はセロトニ
 
ンが減少し、メラトニンが十分に生成されません。
 
メラトニンには季節のリズムや睡眠、覚醒、ホルモンの分泌といった人間に
 
は必要な体内リズムを調整する作用があるのですが、これらが不足すること
 
で体調不良に陥るというのです。
 
 
 
 
 
 

イギリス国民の20%がこの病にかかり、10%のフィンランド人がこの季
 
節性情動障害を患っているそうですが、日本でも緯度の高い地域に住んでい
 
る人や日照時間の少ない日本海側では、冬になると天気も曇りがちで暗い日
 
が長く続くため、季節性情動障害を患う人が多いそうです。
 
それ以外にも日当たりの悪い部屋に住んでいたり、仕事がら太陽の光を浴び
 
る機会が少ない人は、季節に関係なく体調を悪くする危険性があるというの
 
で、天気の良い日は太陽の光に当たることが大切なようです。
 
 
 
 
 
 
 
私も冬になると太陽に当たる機会が減るので、血液検査をするとファミリー
 
ドクターに『 ビタミンDが顕著に乏しい 』と毎年のように言われ、サプリメ
 
ントを人の3倍飲むように指示されるしまつ。
 
顔の日焼け防止は絶対に譲れないけど、腕くらいならシミ覚悟で太陽にかざ
 
してウォーキングに励もうかな。
 
 
 
 
 
 
『 太陽の光に当たる事を目的とした旅行 』に出かけるのもウィンターブルー
 
の予防になるそうです。
 
私ならどこに行くかしら・・・って世界地図を見て考えるだけでもちょっと
 
楽しいわ

 
 
 
 
イメージ 2
 
 
『 ウィンターブルー』って名前、どっかで聞いたことある・・・
ってよくよく考えたら
GLAYの曲『 Winter again 』でした
 
 
 
 
 

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