このブログは、カルガリー時間 6月24日 月曜日に書いています
私のブログへのアクセスが、ここ数日で急激に増えました。
2日で1000人を越えたのは初めてなの少し驚いているのですが、それだけ沢山の
方がアルバータ州の洪水について情報を探しているのかな・・・と思っています。
家族がアルバータ州にいる方、お子さんが留学中の方、夏休みにロッキー方面へ旅
行の計画をしている方など、思うように情報が得られないのでしょう。
地元ニュース番組のHP
土曜日、日曜日は非常に良い天気で ( たまに雨がぱらつくこともありましたが ) 今
日は雲が少し多いながらも青空が広がっていますが、学校も一般の会社 ( 特にダ
ウンタウン ) も先週の金曜日から明日までお休みが続いているので、洪水の被害
を受けていない地域に住んでいる私たちも、オッパは自分の実験だけ終わらせれば
家に帰って来られる状況になっています。
街はまだ立ち入り禁止になっている所も多いのですが、それでも市内に氾濫した水
は後退が始まっていて、6万5千人の方が帰宅を許されるようになりました。
ただ、今回の洪水で3人の方がお亡くなりになったこと、川と隣り合わせに建ってい
るカルガリー動物園の動物が何頭か死んでしまったこと・・・非常に残念です。
アルバータ州はもともと降水量の少ない地域なので、治水に関してはそれほど進ん
でない印象を受けました。
しかも発電所が水を被ったためダウンタウンは停電し、復旧にはまだ数日かかるん
だとか。
ダウンタウン
こちらでは1軒家の多くは地下室 ( 半地下 ) を持っているのですが、半地下である
がゆえに浸水してしまった家が非常に多いんです。
たぶん大雨や洪水に対しては想定外で設計されているのではないでしょうか。
住宅地
キャンモアのハイウェイ
運悪くこの時期に日本からロッキーへ旅行にいらした方、まだ足止め状態が続いて
る方もいらっしゃるかもしれませんが、気をつけて日本へ帰っていただきたいです。
そしてハイウェイ上下全ての車線、洪水の被害にあった街のクリーンアップにはかな
りの時間、労力、費用を要するでしょうが、カナダ政府には何とか頑張って頂たいと
思います。