ナショナルジオグラフィックセンターでの昼食を終え、バスは再出発。
朝から天気は悪かったのですが、この辺りから雨が降ってきたので『 ついて
ないわ~
誰か日ごろの行いが悪いんじゃないの?』と気分の盛り下がりを

人のせいにしてましたが、グランドキャニオンへ近づくにつれてちょっと青
空が見えてきました。
もうすぐ駐車場に入るというところで、大きなエルクが数頭道路脇にお出迎
え。←( 草食べてただけ )
シマリスも岩場をチョロチョロしてましたが、普段から野生動物は見慣れて
るので『 ここにも動物がいるんだね 』と妙に納得。
バスから降りて、確か1時間の自由時間。
どこにあの渓谷が広がっているのか、前を歩く人に付いて行くとテレビで見
たことがある景色がチラッと見えてきました。
ビデオを撮りながら私の後ろを歩いてくるオッパに『 ちょっと!!スゴ
イ!!スゴイよ!! 』とボキャブラリーが少ないながらも自分がどれだけ興
奮してるかを伝えた後、その先が早く見たくて思わず駆け足![]()
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そして目の前に見えたものは・・・
何この景色!!
![イメージ 8]()
地球が割れとる~ ←実際割れてたら大惨事
なんでこんな形になるんだろう
ここは地球の裂け目なの?
こんな迫力ある景色、見たことない![]()
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カナディアン・ロッキーのダイナミックな景色を初めて見たときも感激しま
したが、それとはまた違う感動を誘う景色が目の前に広がっていました。
どちらも比べるものではありませんが、グランドキャニオンの素晴らしさは
ちょいと格別でした。
テレビの旅番組なんかで、グランドキャニオンを訪れたタレントさんが感動
の涙を流したり、しばしその景色に魅了されてる姿を見ると『 そんなに感動
するか?ちょっと大げさなんじゃないの?
』とちょっと冷めた目で見てま

したが、いざ自分がその立場になってみると涙こそ流しませんでしたが、感
動の嵐でした。
カリフォルニア・コンドル
なに、この巨大な鳥!!
観光客が渓谷に投げ入れたコインを食べたコンドルが亜鉛中毒で死んでしま
ったため、コインの投下を禁止するということが書いてありました。
何のためにコインを投下するんでしょう?
願い事?ここへ来た記念?
ラスベガスでもベラージオの噴水にコインがたくさん入ってましたが、トレ
ビの泉じゃないんだから、コインはお財布に仕舞っておきましょう。
ちなみにカリフォルニアコンドルは一時期に比べ数は増えたそうですが、動
物駆除用の毒薬による中毒死、銃弾で死亡した動物を食べることによって体
の中で鉛が溶け出す鉛中毒で死んでしまうことが多々あるそうです。
数が減って、ようやく保護に乗り出す・・・グランドキャニオンを見てる
と、地球は人間だけの物じゃないという思いが更に強くなりました。
長くなりそうなので、つづく![]()

カリフォルニアコンドル、目の前で見たかったな
なんなら私の肩に止まるがいい